SBI VCトレードのADAステーキングは申込不要|受け取れるのは75%【2026年】

SBI VCトレードでADAをステーキングしたい人が最初に知りたいのは、3つだと思っています。申込がいるのか、年率はどれくらいか、報酬はいつ入るか。

申込の手続きっているの?
年率はどれくらい?
報酬っていつ入るの?
結論から書きます。
申込は不要です。
対象の暗号資産を口座に保有しているだけで対象になると公表されています。
ステーキング実績は年率1.8%(直近1か月間の当社実績値)で、利用者への配布はその75%。報酬は翌月15日までに入ります。
私はADAを2018年から保有しています。
SBI VCトレードは受け取ったステーキング実績のうち75%を利用者に配布すると公表しているので、表示されている年率と手取りの関係を先に押さえておきたいと思っています。
この記事では公式発表を主な根拠に、年率・配分・付与日を整理します。BITPOINTからVCTRADEへの移管を控えている人向けに、変わる点とスケジュールも分けて書きました。
本記事は情報提供を目的としたものです。個別の税務判断・投資判断は、税理士や各社の公式サポートに確認してください。掲載した数値は執筆時点(2026年9月3日)に公表されている値であり、将来の利回りを保証するものではありません。
- SBI VCトレードのADAステーキングは申込不要。口座に保有しているだけで対象になる
- ADAのステーキング実績は年率1.8%(直近1か月間の当社実績値)。利用者への配布はその75%
- 算定期間は毎月1日〜当月最終日、付与は翌月15日までに通常7営業日以内
- BITPOINTからの移管は事前申込が2026年9月末〜10月頃、自動移管が12月末頃の予定
- つみたての設定は引き継がれない。ステーキングの対象銘柄も移管後は現行と異なる

SBI VCトレードのADAステーキングは「保有するだけ」で始まる

SBI VCトレードのステーキングには、申込の手続きがありません。公式サイトには「ステーキングサービスを利用するのに、特別な申込や手続きは一切不要です」と公表されています。対象の暗号資産を口座に保有していれば、それだけで対象になります。
対象銘柄は16種類です。ADAのほかに、次の15銘柄が並びます。
- ETH・SOL・TRX・HBAR・AVAX・SUI・TON
- DOT・NEAR・ATOM・FLR・APT・ALGO・XDC・OAS
テゾス(XTZ)は2026年6月30日をもってサービスが終了したと公表されています。
貸コインに出したADAは対象外です。レンディング(貸コイン)で貸出中の暗号資産は対象外と明記されています。ステーキングの報酬計算には入らないという整理になります。
ADAはステーキングのほか、販売所・取引所・積立にも対応しています。
実際の年率と受け取れる割合|ステーキング実績の75%

ADAの「ステーキング実績」は年率1.8%と公表されています。これは直近1か月間の当社実績値です。
利用者が受け取るのは、この数字そのものではありません。SBI VCトレードは「お客さまステーキング報酬」を「ステーキング実績の75%」と公表しています。1.8%はSBI VCトレードが受け取った実績で、利用者への配布はその75%にあたるという構造です。
他の銘柄では、ATOMが18.4%、TONが11.8%、SOLが5.2%、ETHが2.6%と公表されています。いずれも直近1か月間の当社実績値です。銘柄ごとの幅は大きいと読み取れます。
サービスが始まったのは2022年10月1日で、開始時点の対象銘柄はカルダノ(ADA)だけでした。当時の告知では、手数料が「配分ステーキング報酬の25%」と記載されています。報酬額(見込み)は年率2.82%〜4.86%(過去6カ月間の当社実績値)でした。
ただし2022年の数字は「報酬額(見込み)」、現在の1.8%は「ステーキング実績」で、そもそも定義が違います。単純に比べられる数字ではありません。
| 項目 | 公表されている内容 |
|---|---|
| ステーキング実績(ADA) | 年率1.8%(直近1か月間の当社実績値) |
| お客さまステーキング報酬 | ステーキング実績の75% |
| 対象銘柄数 | 16銘柄 |
報酬はいつ入る?算定期間と付与日のしくみ

報酬の算定期間は毎月1日から当月最終日までです。付与は翌月15日までとされ、通常は7営業日以内に付与されると公表されています。月をまたいで初めて報酬が入る計算になります。
報酬額の計算には平均保有数量を使います。毎営業日のEOD時点の保有数量をもとに、ステーキング対象期間の平均保有数量を算出すると記載があります。月の途中で買い増した分は、保有した日数に応じて反映される計算です。
受け取る通貨は2種類から選べます。ADAでの受け取りと、ジェイピーワイエスシー(JPYSC)での受け取りです。暗号資産で受け取る場合は申込が要りません。JPYSCを希望する場合だけ、マイページでの設定が必要になります。
BITPOINTから移管する人が知っておくべき変更点

ビットポイントジャパンは、2026年4月1日付でSBI VCトレードに吸収合併されました。SBI VCトレードが同日付で合併完了を公表しています。
BITPOINTの新規口座開設は、2026年7月31日(金)14:00をもって受付を終了する予定と公表されていました。SBI VCトレードが2026年6月30日に公表したサービス統合の案内に記載があります。
BITPOINTサービス側の配分は、移管に先立って変更されています。SBI VCトレードは2026年4月1日にこれを公表し、同月28日に更新しました。対象は2026年5月以降に発生した報酬です。
内容は「当社が受領したステーキング報酬の75%をお客様の報酬として分配」というものです。適用は2026年6月の付与分からです。
2026年9月3日時点では、利用者への配分はVCTRADEサービス・BITPOINTサービスとも75%です。ただし移管後のステーキングの条件は、後述のとおり現行と異なります。
つみたての設定は引き継がれません。BITPOINTサービスの「つみたて」の設定内容は、「VCTRADEサービスには引き継がれません」と公表されています。積立を続けたい人は、移管後に設定をやり直してください。
BITPOINT独自の「パックつみたて」「ゼロつみたて」は検討中と記載があります。同じ形で残るかどうかは、この時点では決まっていません。
ステーキングの条件は現行と異なります。SBI VCトレードは、VCTRADEサービスではステーキングの対象銘柄が異なると公表しています。
報酬を日本円で受け取ることもできません。JPYSCでの受取が可能になる予定と案内されています。ただし時期の表記は、公表ページ内で9月中旬と10月中に分かれています。
持っている銘柄が対象に入るかどうかは、移管後に確認してください。
BITPOINTの口座を持っていてVCTRADEの口座がない場合は、初回ログイン設定が要ります。
あわせて「お客さま情報が異なる場合には、同一のお客さまとして判断できない場合がございます」と案内されています。氏名や住所の変更を届け出ていない人は、先に登録情報を確認してください。
SBI VCトレードは、フィッシング詐欺・不正送金への注意も呼びかけています。移管の案内を装うメールやSMSが届いても、URLや添付ファイルを開かないでください。
移管のスケジュール|事前申込は2026年9月末〜10月、自動移管は12月末頃

事前移管申込の受付開始は、2026年9月末から10月頃の予定と公表されています。詳細な手続きは2026年9月上旬を目途に案内されるとのことです。
事前申込をしなかった人の口座と資産も、2026年12月末頃を目途にVCTRADEサービスへ自動で移管される予定です。事前の申込をしなくても自動で移管されると読み取れます。
移管後はBITPOINTサービスの利用が終了し、VCTRADEサービスでのみ取引できるようになります。使うサービスが変わるので、移管の前後で残高を確認しておくつもりです。
| 時期 | 公表されている内容 |
|---|---|
| 2026年9月上旬(目途) | 詳細な手続きの案内 |
| 2026年9月末〜10月頃(予定) | 事前移管申込の受付開始 |
| 2026年12月末頃(目途) | 口座・資産の自動移管、BITPOINTサービス終了 |
取引所ステーキングと自分でウォレットから委任する方法の違い

SBI VCトレードのステーキングは、口座に置くだけで報酬が付きます。特別な申込や手続きは不要と公表されています。代わりに、利用者への配布はステーキング実績の75%と公表されています。
自分のウォレットからステークプールに委任する方法では、引かれ方が変わります。SBI VCトレードの75%配布は関係なくなり、委任先のプールごとの手数料設定が効いてくる仕組みだと理解しています。
選ぶ手間を自分で引き受けるかどうかが分かれ目になります。プールの見方はカルダノ ステーキングプールの選び方|見るべき3指標【飽和度・手数料・利回り】に整理しました。

ウォレットから委任する手順はカルダノADAステーキングの始め方|年利3〜5%を得る5ステップ【2026年版】にまとめています。
リンク先のタイトルにある年利と、この記事の1.8%は前提が違います。数字をそのまま比べることはできません。
どの取引所を選ぶか|目的別の考え方

取引所選びは、何を優先するかで答えが変わります。判断の軸を4つに分けると考えやすくなります。
手間をかけたくない場合
申込が不要な自動型が向いています。SBI VCトレードは対象銘柄を口座に保有するだけで対象になると公表されています。設定画面を触る時間を取れない人と相性がいい仕組みです。
ADA以外も分散して持ちたい場合
対象銘柄の数を見てください。SBI VCトレードの対象は16銘柄です。持っている銘柄が対象に入っているかどうかで、実質的な選択肢が絞られます。
手取りを最大にしたい場合
取り分の配分を見ます。SBI VCトレードは利用者への配布をステーキング実績の75%と公表しています。ウォレットから委任する場合は委任先のプールごとの手数料が効くため、どちらの手取りが大きいかは委任先の設定によります。
長く置いておきたい場合
取扱いが続くかどうかも見ておいてください。SBI VCトレードは「取扱い中の銘柄は当社の判断で停止、または終了することがございます」と明記しています。テゾス(XTZ)が2026年6月30日で終了した例もあります。
国内取引所の比較はADAおすすめ取引所3選|保有歴8年が公開データで比較【2026年】にまとめました。
使っている取引所がADAのステーキングに対応していないこともあります。その場合は楽天ウォレットのADAステーキングは不可|代わりに使うべき取引所【2026年】も参考になります。

よくある質問

Q1. SBI VCトレードのADAステーキングに申込は要りますか。
不要です。対象の暗号資産を口座に保有していれば対象になると公表されています。報酬をADAで受け取る場合も申込は要りません。JPYSCで受け取りたい場合だけ、マイページでの設定が必要になります。
Q2. ADAの年率はどれくらいですか。
「ステーキング実績」が年率1.8%と公表されています。直近1か月間の当社実績値です。利用者が受け取るのはこの実績の75%と公表されているため、1.8%がそのまま手取りになるわけではありません。将来の利回りを保証する数字ではありません。
Q3. 報酬はいつもらえますか。
算定期間は毎月1日から当月最終日までです。付与は翌月15日までとされ、通常は7営業日以内に付与されると公表されています。
Q4. 貸コインに出しているADAもステーキングの対象になりますか。
対象外です。レンディング(貸コイン)で貸出中の暗号資産は対象外と明記されています。ステーキングに回す分は、貸出をしていない状態で置いておいてください。
Q5. BITPOINTのつみたて設定はそのまま移りますか。
移りません。BITPOINTサービスの「つみたて」の設定内容は、VCTRADEサービスに引き継がれないと公表されています。積立を続けたい人は、移管後に設定をやり直してください。
Q6. 預けている間はADAを売れなくなりますか。
売れます。SBI VCトレードは「ステーキングの途中でも売却・出金ができる!」と公表しています。対象数量は上限なし・下限なし、期間は無期限と記載されています。報酬は毎営業日のEOD時点の保有数量の平均から計算されると案内されています。
Q7. BITPOINTから移管したあとも、ADAのステーキングは続きますか。
VCTRADEサービスではADAが対象銘柄に含まれています。ただしSBI VCトレードは、対象銘柄が現行と異なると公表しています。報酬の日本円受取もできません。JPYSCでの受取が可能になる予定と案内されています。持っている銘柄が対象に入るかどうかは、移管後に確認してください。
まとめ
- 申込は不要。対象銘柄を口座に保有するだけで対象になる
- ADAのステーキング実績は年率1.8%(直近1か月間の当社実績値)。利用者への配布はその75%
- 算定期間は毎月1日〜当月最終日、付与は翌月15日までに通常7営業日以内
- BITPOINTからの移管は、事前申込が2026年9月末〜10月頃、自動移管が12月末頃の予定
- つみたての設定は引き継がれない。ステーキングの対象銘柄・受取方法も移管後に要確認
- 移管の案内を確認する
→ 詳細な手続きは2026年9月上旬を目途に案内されると公表されています - つみたての設定を控えておく
→ VCTRADEには引き継がれないため、移管後にやり直す必要があります - 持っている銘柄が対象に入るか確かめる
→ VCTRADEの対象銘柄は現行と異なると公表されています
私は2018年からADAを保有しています。置いてある場所が変わるときは、年率の数字より先に「いつ・何が変わるか」を押さえたほうが落ち着いて動けると思っています。

参考(一次情報)
- SBI VCトレード「ステーキングサービス」 https://www.sbivc.co.jp/services/staking
- SBI VCトレード「カルダノ(ADA)」 https://www.sbivc.co.jp/services/crypto/ada
- SBI VCトレード「ステーキングサービス開始のお知らせ」(2022年9月26日発表・サービス開始2022年10月1日) https://www.sbivc.co.jp/newsview/milo1xicrja
- SBI VCトレード「BITPOINTサービスの移管について」 https://www.sbivc.co.jp/bpj_vct
- SBI VCトレード「SBI VCトレード株式会社と株式会社ビットポイントジャパンとの合併完了に関するお知らせ」(2026年4月1日) https://www.sbivc.co.jp/newsview/umhk6419ku
- SBI VCトレード「【重要】VCTRADEサービスとBITPOINTサービスのサービス統合について」(2026年6月30日) https://www.sbivc.co.jp/newsview/43o3hlcv33
- SBI VCトレード(BITPOINTサービス)「<更新>【重要】BITPOINTサービスにおけるステーキング報酬の分配ルールおよび受取方法の変更に関するお知らせ」(2026年4月1日公表・4月28日更新) https://www.bitpoint.co.jp/news/info/info-2026040103/
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