Midnightウォレットの作り方と使い方|2025年最新の設定手順を解説
Midnightウォレットは、Cardanoの技術を基盤としたプライバシー特化型ブロックチェーン「Midnight」を利用するために必要な公式ウォレットです。2024年のテストネット公開以降、ADAホルダーから高い注目を集めています。
この記事では、Midnightウォレットの概要から具体的な作成手順、安全な使い方まで徹底解説します。初心者でも10分程度で設定が完了する内容です。
- Midnightウォレットの特徴と基本機能がわかる
- Lace Walletを使った具体的な作成手順がわかる
- テストネット参加に必要な設定方法がわかる
- ウォレット管理で注意すべきセキュリティ対策がわかる
Midnightウォレットとは?ADAホルダーが注目する理由
Midnightは、Cardanoの創設者Charles Hoskinson氏が主導するプライバシー特化型ブロックチェーンです。ゼロ知識証明(ZK-proof)技術を活用し、取引内容を非公開にしながら規制準拠も可能にする設計が特徴です。
Midnightウォレットは、このMidnightネットワーク上で資産を管理するための公式ツールです。2024年9月にテストネットが一般公開され、現在は誰でも無料で試すことができます。
Midnightウォレットの3つの特徴
1. プライバシー保護機能
通常のブロックチェーンでは取引履歴が公開されます。Midnightでは、ゼロ知識証明により取引の正当性を証明しつつ、詳細を隠すことが可能です。
2. 規制準拠の設計
完全な匿名性ではなく、必要に応じて監査機関に情報開示できる仕組みを備えています。企業利用を想定した実用的なアプローチです。
3. Cardanoエコシステムとの連携
将来的にADAとの相互運用が計画されています。ADAホルダーにとっては、既存資産の活用範囲が広がる可能性があります。
Lace Walletとの関係
Midnightウォレットは、IOG(Input Output Global)が開発したLace Walletの拡張機能として提供されています。単独のアプリではなく、Lace Wallet上でMidnight機能を有効化する形式です。
Lace WalletはChrome・Braveブラウザの拡張機能として動作します。すでにLaceを利用している場合は、設定画面からMidnight機能を追加するだけで利用開始できます。
Midnightウォレット対応サービスの比較
2025年1月時点で、Midnightに対応したウォレットは限られています。以下の表で公式・非公式の選択肢を比較します。
| ウォレット名 | 対応状況 | 対応環境 | おすすめな人 |
|---|---|---|---|
| Lace Wallet(公式) | 正式対応 | Chrome/Brave拡張 | 初心者・安全性重視の人 |
| Yoroi Wallet | 未対応 | – | – |
| Daedalus | 未対応 | – | – |
| ハードウェアウォレット | 準備中 | Ledger/Trezor | 大量資産を保有する人 |
現時点ではLace Walletが唯一の公式対応ウォレットです。他のCardanoウォレットからの移行を検討している場合は、まずLaceでテストネットを試すことをおすすめします。
Lace Walletを選ぶべき理由
LaceはIOG公式の開発製品であり、セキュリティアップデートが最速で提供されます。テストネット段階でバグや脆弱性が発見された場合も、修正パッチが優先的に配布されます。
一方で、テストネット段階の機能には制限があります。本番環境(メインネット)での利用が解禁されるまでは、実資産の移動は行わない方針が安全です。
Midnightウォレットの作成手順【初心者向け完全ガイド】
ここからは、Lace Walletを使ったMidnightウォレットの具体的な作成手順を解説します。所要時間は約10分です。
事前準備
作業を始める前に、以下を確認してください。
- Chrome または Brave ブラウザがインストール済み
- 紙とペン(リカバリーフレーズ記録用)
- 安定したインターネット接続
Midnightウォレット作成の6ステップ
- Lace Wallet公式サイトにアクセス
ブラウザで「lace.io」を開きます。必ず公式URL(https://www.lace.io/)からアクセスしてください。検索結果上位に偽サイトが表示されるケースが報告されています。 - Chrome拡張機能をインストール
「Download」ボタンをクリックし、Chrome Web Storeからインストールします。インストール完了後、ブラウザ右上に Lace アイコンが表示されます。 - 新規ウォレットを作成
Laceアイコンをクリックし、「Create new wallet」を選択します。すでに Lace を利用中の場合は「Restore wallet」から既存ウォレットを復元できます。 - リカバリーフレーズを記録
24個の英単語が表示されます。これを紙に書き留め、オフラインで保管してください。スクリーンショットや クラウドストレージへの保存は絶対に避けてください。紛失すると資産を永久に失います。 - パスワードを設定
ウォレットのロック解除に使用するパスワードを設定します。12文字以上で英数字・記号を組み合わせた強固なパスワードを推奨します。 - Midnight機能を有効化
ウォレット作成後、設定画面から「Midnight testnet」を有効にします。ネットワーク選択で「Midnight Testnet」を選ぶと、テストネット用のtDUSK(テストトークン)を受け取る準備が完了します。
【失敗例】よくあるミスと対処法
失敗例1:偽サイトからインストール
Google検索で「Lace Wallet」と検索すると、広告枠に偽サイトが表示されることがあります。必ず公式URL(lace.io)を直接入力してアクセスしてください。
失敗例2:リカバリーフレーズのデジタル保存
スマートフォンで撮影したフレーズがクラウドに自動同期され、ハッキング被害に遭うケースが多発しています。物理的なメディア(紙・金属プレート)に記録し、複数箇所に分散保管が推奨されます。
失敗例3:テストネットとメインネットの混同
テストネットのトークン(tDUSK)には価値がありません。間違って取引所から送金しないよう、ネットワーク表示を常に確認してください。
Midnightウォレットに関するよくある質問(FAQ)
Q. Midnightウォレットは無料で使えますか?
A. はい、ウォレットの作成・利用は完全無料です。ただし、メインネット稼働後はトランザクション手数料が発生する見込みです。テストネット段階では、蛇口(Faucet)から無料でテストトークンを取得できます。
Q. スマートフォンでMidnightウォレットは使えますか?
A. 2025年1月時点では、モバイルアプリは未提供です。Lace Walletのモバイル版は開発中であり、将来的にMidnight機能も追加される予定です。現時点ではPC(Chrome/Brave)のみ対応しています。
Q. ADAをMidnightウォレットに送金できますか?
A. 現時点では直接の送金は不可です。MidnightはCardanoとは別のブロックチェーンであり、ネイティブトークンはDUSK(テストネットではtDUSK)です。将来的にブリッジ機能が実装される計画がありますが、具体的な時期は未発表です。
Q. Midnightのメインネットはいつ開始されますか?
A. 公式発表では2025年中のメインネット稼働が目標とされています。ただし、セキュリティ監査やテストネットでのフィードバックを反映するため、スケジュールは変更される可能性があります。最新情報は Midnight 公式サイト(midnight.network)で確認してください。
Q. ハードウェアウォレットには対応していますか?
A. 現時点では未対応です。Ledger・Trezorとの連携は開発ロードマップに含まれていますが、具体的な対応時期は未定です。大量の資産を保管する予定がある場合は、対応を待ってから利用開始することをおすすめします。
まとめ:Midnightウォレットで次世代のプライバシー技術を体験しよう
- Midnightウォレットは、Lace Walletの拡張機能として無料で利用可能
- テストネット参加は10分程度の設定で完了し、初心者でも簡単
- リカバリーフレーズのオフライン保管がセキュリティの最重要ポイント
まずはLace Walletをインストールし、Midnightテストネットを体験してみてください。メインネット稼働前に操作に慣れておくことで、本番環境でのスムーズな利用につながります。
※本記事は情報提供を目的としており、投資を勧誘するものではありません。 仮想通貨への投資はご自身の判断と責任で行ってください。 価格は変動するため、最新情報は各取引所の公式サイトでご確認ください。


