Midnightウォレットの作り方と使い方|ADA対応の最新設定手順【2025年版】
Midnightウォレットは、Cardano(カルダノ)が開発するプライバシー保護型ブロックチェーン「Midnight」に対応した専用ウォレットです。2025年現在、テストネットからメインネット移行を控え、ウォレットの準備を進めるユーザーが増加しています。
この記事では、Midnightウォレットの作成方法から使い方、ADAとの連携手順までを完全解説します。初心者でも迷わず設定できるよう、ステップごとに具体的な操作を説明します。
- Midnightウォレットの基本機能と特徴がわかる
- 対応ウォレット3種の違いと選び方がわかる
- ウォレット作成から初期設定まで完了できる
- セキュリティを高める設定方法を習得できる
Midnightウォレットとは?ADA保有者が知るべき基本機能
Midnightウォレットは、プライバシー保護に特化したCardanoのサイドチェーン「Midnight」で使用する専用ウォレットです。従来のCardanoウォレットとは異なり、取引内容を選択的に開示できる「選択的開示」機能を備えています。
Midnightの特徴とウォレットの役割
Midnightは、ゼロ知識証明(ZKP)技術を活用したプライバシーチェーンです。公開情報と非公開情報を使い分けることで、企業の機密情報保護や個人のプライバシー確保に対応します。
ウォレットはMidnightトークン(DUST)の保管に加え、CardanoメインネットのADAとの連携にも使用します。ADAをブリッジしてMidnight上で運用する際の中継点となる重要な役割を担います。
従来のCardanoウォレットとの違い
Yoroi(ヨロイ)やDaedalus(ダイダロス)は、CardanoメインネットのADA専用ウォレットです。一方、MidnightウォレットはMidnightチェーン専用であり、直接ADAを保管する機能はありません。
ただし、両方のウォレットを連携させることで、ADAをMidnight上のDUSTに変換して利用できます。この変換には約5〜10分の処理時間がかかります。
2025年の開発状況と対応ウォレット
2025年1月時点で、Midnightはテストネット「Midnight Devnet」が稼働中です。メインネット正式ローンチは2025年内を予定しており、現在はLacetウォレット(公式)、Nufiウォレット、Eternlの3種が対応準備を進めています。
Midnightウォレット対応3種を比較|おすすめの選び方
Midnightに対応するウォレットは複数ありますが、それぞれに特徴があります。自分の利用目的に合ったウォレット選びがセキュリティと利便性の両立につながります。
| ウォレット名 | 対応デバイス | ADA連携 | おすすめな人 |
|---|---|---|---|
| Lacet(公式) | ブラウザ拡張 | ◎ | Midnight専用で使いたい人 |
| Nufi | ブラウザ拡張・モバイル | ◎ | 複数チェーンを一括管理したい人 |
| Eternl | ブラウザ拡張・モバイル | ◎ | Cardano運用経験者 |
Lacetウォレット(公式)の特徴
LacetはMidnight開発チームが提供する公式ウォレットです。Midnight専用に設計されており、最新機能への対応が最も早いメリットがあります。ブラウザ拡張機能として動作し、Chrome、Firefox、Braveに対応しています。
初期設定の所要時間は約3分、日本語対応はまだありませんが、シンプルなUIで操作に迷うことは少ないです。
Nufiウォレットの特徴
NufiはCardano、Midnight、Solana、Flowなど複数チェーンに対応したマルチチェーンウォレットです。一つのウォレットで複数資産を管理したい人に最適です。
モバイルアプリも提供しており、外出先からの残高確認やトークン送受信が可能です。ADAステーキング機能も内蔵しており、年利約3〜4%の報酬を得られます。
Eternlウォレットの特徴
EternlはCardanoコミュニティで最も人気の高いウォレットです。詳細な設定オプションと高度な機能を備えており、DeFi(分散型金融)やNFTマーケットプレイスとの連携実績が豊富です。
Midnight対応は2025年以降に順次実装予定であり、既存のEternlユーザーはアップデートで対応できます。ハードウェアウォレット(Ledger、Trezor)との連携にも対応しています。
Midnightウォレットの作り方|初心者向け設定手順
ここでは公式Lacetウォレットを例に、作成から初期設定までの手順を解説します。所要時間は約5分、スマートフォンでも対応ブラウザがあれば作成可能です。
事前準備:必要なもの
ウォレット作成前に以下を準備してください。
- 対応ブラウザ(Chrome、Firefox、Brave)
- リカバリーフレーズを記録する紙とペン
- 安定したインターネット環境
注意点:リカバリーフレーズ(24単語)は絶対にデジタル保存しないでください。スクリーンショットやクラウドメモへの保存はハッキングリスクを高めます。
ステップ別作成手順
- 公式サイトからインストール:Midnight公式サイト(midnight.network)にアクセスし、「Get Lacet Wallet」をクリック。Chrome Web Storeに遷移後「Chromeに追加」を選択します。
- 新規ウォレット作成を選択:拡張機能アイコンをクリックし、「Create New Wallet」を選択。利用規約を確認して同意します。
- パスワード設定:8文字以上の英数字・記号を含む強力なパスワードを設定。このパスワードはブラウザ上でのロック解除に使用します。
- リカバリーフレーズの記録:表示される24単語を順番通りに紙に書き写します。書き終えたら「I have saved my recovery phrase」をクリック。
- フレーズ確認テスト:指定された番号の単語を入力して正しく記録できているか確認します。3問正解で完了です。
- ウォレット作成完了:ダッシュボード画面が表示されれば設定完了。ウォレットアドレスが自動生成されます。
失敗しやすいポイントと対処法
多くの初心者がリカバリーフレーズの記録ミスで資産を失っています。特に単語のスペルミスや順番の入れ替えが致命的です。記録後は必ず複数回見直し、別の場所にも保管することを推奨します。
また、偽サイトからウォレットをインストールする被害も報告されています。必ず公式サイト「midnight.network」からアクセスし、URLを確認してください。
Midnightウォレットの使い方|ADA連携とトークン管理
ウォレット作成後は、実際にトークンを入金して運用を開始します。ADAからDUSTへの変換方法と基本操作を解説します。
ADAをMidnightにブリッジする方法
CardanoメインネットのADAをMidnightで使用するには、ブリッジ機能を利用します。現在テストネットではテスト用ADA(tADA)を使用し、以下の手順で変換できます。
- Lacetウォレットの「Bridge」タブを選択
- CardanoウォレットとLacetを接続(Eternlなど)
- 変換するADA数量を入力(最低10ADA〜)
- ガス代として約0.2ADA相当を確認
- トランザクションを承認
処理完了まで約5〜10分かかります。Midnight側でDUSTとして反映されれば成功です。
トークンの送受信方法
Midnightウォレット内でのトークン送受信は、アドレスをコピー&ペーストするだけで完了します。送金手数料は約0.01DUST(現在のテストネット基準)と低コストに設定されています。
送金時は必ずアドレスの最初と最後の4文字を目視確認してください。クリップボードを書き換えるマルウェアによる被害を防げます。
Midnightウォレットのセキュリティ設定|資産を守る方法
仮想通貨ウォレットでは自分自身がセキュリティの最後の砦です。以下の設定を必ず実施してください。
ハードウェアウォレット連携(推奨)
Ledger Nano S Plus(約12,000円)やLedger Nano X(約23,000円)と連携することで、秘密鍵をオフラインで管理できます。100万円以上の資産を保管する場合は必須の対策です。
Midnight公式ウォレットは2025年内にLedger対応を予定しています。現時点ではEternl経由でのハードウェアウォレット連携が可能です。
二段階認証とその他の保護策
ウォレット自体には二段階認証機能がありませんが、以下の対策で安全性を高められます。
- ブラウザ拡張機能のパスワードを定期変更(90日ごと)
- 使用しないときはブラウザから拡張機能を無効化
- フィッシングサイト対策として公式URLをブックマーク登録
Midnightウォレットに関するよくある質問
Q. Midnightウォレットは日本語に対応していますか?
A. 2025年1月時点で、公式Lacetウォレットは英語のみ対応しています。日本語対応の時期は未定ですが、NufiやEternlは一部日本語UIに対応しています。
Q. スマートフォンでMidnightウォレットを使えますか?
A. 公式LacetはPC専用です。モバイル対応を希望する場合は、NufiウォレットがiOS・Android両対応しており、Midnight機能も順次実装予定です。
Q. ウォレット作成に費用はかかりますか?
A. ウォレット作成自体は無料です。ただし、トークン送金時にはネットワーク手数料(ガス代)が発生します。現在のテストネットでは約0.01DUST相当が必要です。
Q. リカバリーフレーズを紛失した場合、復元できますか?
A. 復元できません。リカバリーフレーズはウォレット復元の唯一の手段であり、紛失すると資産に永久にアクセスできなくなります。複数箇所への分散保管を強く推奨します。
Q. MidnightウォレットとCardanoウォレットは別々に必要ですか?
A. はい、別々に必要です。CardanoメインネットのADA管理にはYoroiやEternlなど、MidnightチェーンにはLacetやNufiを使用します。両方を連携させることでブリッジ機能を利用できます。
まとめ:Midnightウォレットを今すぐ準備しよう
- Midnightウォレットはプライバシー特化チェーンの専用ウォレット
- 公式Lacetが最もシンプル、マルチ運用ならNufiを選択
- リカバリーフレーズは紙に記録し、絶対にデジタル保存しない
Midnightのメインネット正式ローンチ前に、まずはテストネットでウォレット操作に慣れておきましょう。今すぐ公式サイトからLacetウォレットをインストールして、Cardanoの次世代プライバシー技術を体験してください。
※本記事は情報提供を目的としており、投資を勧誘するものではありません。 仮想通貨への投資はご自身の判断と責任で行ってください。 価格は変動するため、最新情報は各取引所の公式サイトでご確認ください。


